上手に夜勤をこなすための私の体調管理 (Mさん 30代前半)
[著者: 平野雅子 (看護師 /保健師). more..]
体験に基づく夜勤体制について
私が看護師になりたての頃、どんなに忙しい勤務を経験して疲れていても「まだ行ける」とギリギリのところまで頑張り続けて体調を崩してしまうという経験をしました。それが一つのきっかけとして、「まだ行ける」と思った時には立ち止まって「疲れてはいないだろうか」と一度考えてみることとなり、そこでやっと私は、夜中の就寝中も休みの日も呼び出しの電話の音に敏感になって眠れず、眠ったとしても大変浅く、十分な休息をとれていないことに気づきました。
精神的には頑張ろうと思っても、これでは身体的に限界が来ても仕方ない状況でしたので、当時の勤務先の上司に相談しましたが、残念ながら解決には至りませんでした。そこでは、自分でどんなに体調を管理しようと努めたくても、勤務状況によっては管理しきれないという現実を知りました。
結果的に、休みが確保できるかどうかを重視して選んだ勤務先に転職し、今現在たいへん健やかに勤務し続けています。
私の体調管理・健康維持について
転職に至るまでも、転職した後も、続けていることがあります。それは、夜寝て朝目覚めること、ほどよく運動すること、休みの日は休みすぎないこと、です。当然のことと思えるような内容ばかりですが、夜勤を行なっている看護師には、意識しないとなかなか実施できないことではないでしょうか。
まず、「夜寝て朝目覚めること」は、私が最も重視していることです。これは夜勤明けには昼寝をしないという意味ではなく、就寝のサイクルを崩さないようにするという意味です。たいていの場合、夜勤明けは眠いので勤務後は昼寝をする場合が多いですが、このとき私は寝すぎないようにしています。少しの間でも、その日の就寝時間までに活動時間を作るようにしています。そうすることで、不規則な勤務時間による生活時間の乱れを少なくすることができると考えているからです。
そして、「ほどよく運動すること」ですが、これは健康維持の点でとても大切だと思います。いくら休息をとって体力を回復させようとしたところで、その体力が少なければ仕方ありません。そのため休みの日や勤務終了後には、私は体に負担をかけない程度に、ウォーキング・ストレッチ・筋トレ等をするようにしています。
最後に、「休みの日は休みすぎないこと」は、気持ちをリフレッシュするという点で大変有効ではないかと思います。ついつい寝休日を過ごしてしまいがちになりますが、もちろん休息は大切なのですが、ストレスを発散させたり、体の代謝を落とさないよう動いたりすることも健康を維持するためには必要なことです。私は、少なくとも1日1回は外出する時間を設けるようにしています。
おばあちゃんになっても看護師でいたい
上記のように看護師の夜勤体制は2種類ですが、その職場によって就労・休暇状況は様々あるようです。実際に私はこれらの方法を実施したくてもできないという現実を知りました。ふと立ち止まってみて、もし頑張り続けられない状況に陥った場合、私は休職や退職も充分に有効な手段であると考えます。
それは頑張り続けている人を否定するわけでは決してありません。ただ、おばあちゃんになるまで頑張り続けたいと願う時、このまま自分は健康的に頑張り続けられるのかどうか、少しばかり立ち止まってみて頂きたいなと思います。
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