日勤だけの仕事を探す時のポイント
[著者: 平野雅子 (看護師 /保健師). more..]
日勤だけの仕事のいいところ
看護師は病院で働く場合、日勤と夜勤が組み合わされた混合シフトであることが多いのですが、日勤と夜勤の両方に入ると、どうしても生活リズムが乱れ、不規則な生活となってしまい、体調を崩してしまう場合もあるでしょう。その点、日勤専従の仕事は、規則正しい生活を送ることができるので、健康管理もしやすいでしょう。
さらに、既婚者の方や育児真っ最中の看護師さんにも日勤だけの仕事はおすすめです、夜勤がある勤務だと、どうしても家庭や育児と仕事との両立が困難になってきます。配偶者や家族の協力が必要不可欠ですが、それでも難しい場合もあるでしょう。
日勤だけの仕事は、クリニックや訪問看護師、介護施設、病院の外来や病棟での日勤専従など色々な場所がありますし、常勤にするか非常勤にするかなど様々なスタイルがあります。
日勤だけの仕事を探す時のポイント
日勤だけの仕事を探す時のポイントは何でしょう。まず、こだわりたいのはやっぱりお給料ですよね。日勤だけの仕事は、上に書いたようなメリットがありますが、デメリットとしてお給料が下がってしまうことが挙げられます。2交代制の場合、夜勤に入ると1回につき1万円前後の夜勤手当がつきますが、日勤だけの仕事の場合、夜勤手当はもちろんつきません。看護師の基本給はあまり高くなく、夜勤手当がつかない場合一般のOLと同程度のお給料しかもらえないこともあります。せっかく国家資格である看護師として働くわけですから、できるだけ高いお給料をもらいたいですよね。
どのような施設に勤めるかが大きなポイントになってきます。病院にするか、クリニックにするか、介護施設にするかなどで仕事の内容は大きく異なってきます。自分の興味のある診療科や分野で働けば、仕事に対するモチベーションも変わってくると思います。
そして日勤だけの仕事を探す場合、残業時間の有無も重要ですね。せっかく日勤だけの仕事を選んで転職したのに、毎日毎日残業ばかりで、帰宅時間が遅くなってしまっては意味がありません。月平均どのくらいの残業があるのか、残業した場合残業手当をきちんとつけてくれるのかを事前にしっかりとリサーチしておく必要があるでしょう。
日勤だけの仕事を探す場合、看護師の転職支援サイトを使うと良いですよ。数ある求人の中から、自分の希望に合った転職先を探すことができます。日勤だけの仕事でもお給料や待遇が良いところや自分に合った施設などを紹介してもらえます。また、専門のコンサルタントから転職に関してのアドバイスをもらえるので、転職を成功させやすいですよ。しかも完全無料です。
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