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パート・バイトの看護師として働くメリットとデメリット

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パート・バイトの看護師として働くメリットとデメリット

[著者: 平野雅子 (看護師 /保健師). more..]

看護師のワークライフ

最近は男性看護師も増えてきていますが、まだまだ看護師は女性が多い職業です。女性は、結婚や妊娠、出産、育児などで働くスタイルを変えなくてはいけない場合もあります。独身時代と同じように日勤と夜勤の混合シフトに入るような働き方をしながら、仕事と家庭や育児を両立させるのは難しいのが現実です。もちろん家族や職場の協力を得ながら、上手に両立させている看護師さんもいるでしょうが、それぞれのライフスタイルに合わせて働くスタイルを選ぶことができるのが、看護師の利点です。

 

看護師として働きたいけど、常勤として働くのは時間的に無理という方は、パートやバイトとして非常勤で働くスタイルを選びましょう。看護師は専門職なので、パート・バイトでも一般的なものよりも時給がはるかに良いですよ。

パートやバイト勤務の看護師のメリット

看護師がパートやバイトで働くメリットは、なんといっても自分の希望に合わせたシフトで働くことができることです。常勤で働くと、自分の希望した日に休みを取れるのは、月に1〜2回だったりしますが、パートやアルバイトは時間的に余裕もあり、仕事よりもプライベートを優先させることが可能です。

 

またパートやアルバイトは、常勤に比べて残業が少ないというメリットもあります。病棟で働く場合、常勤だと残業が多く帰宅時間も遅くなってしまいがちです。その点パートやアルバイトは、多少残業しなければいけない日もありますが、常勤と比べて定時で帰れる場合が多いですよ。

 

そのためパート・アルバイトは、子育てや親の介護をしながら働く人や自分の趣味を優先させたい人、マイペースに働きたい人にはおすすめです。常勤で働くと、どうしても日々の生活がプライベートよりも仕事が中心になってしまいますが、パート・アルバイトの場合は趣味の時間や、家族との時間を優先できるので、パート・アルバイトで働くスタイルを選ぶ看護師さんが増えてきています。

 

パート・アルバイトで働く看護師のデメリット

では、デメリットについて考えてみましょう。パート・アルバイトのデメリットは、常勤と比べて福利厚生を受けることができないことです。産休や育休、昇給、ボーナス、有給休暇、退職金などがない場合が多いので、パート・アルバイトを選ぶ時はこのことを把握しておく必要があるでしょう。

 

看護師のパート・アルバイトには、病院やクリニック以外にも、介護施設や健診センター、修学旅行などに同行するツアーナースなど様々な仕事があります。勤務時間や勤務期間、お給料だけでなく仕事内容も考えながら、自分のライフスタイルや希望に合わせた働き方を選択していきましょう。

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