夜勤を怖いと思わなくなるには
[著者: 平野雅子 (看護師 /保健師). more..]
オバケ対策法
オバケが原因で夜勤が怖いと感じる場合は、お祓いを病棟でするわけにもいかないので、オバケへの考え方を変えるしかありません。
考え方のコツとしては2通りあります。1つ目は、「オバケなんて非科学的な考えだ!オバケなんていない!」と考えることです。「オバケを見た」、「誰もいない病室から物音が聞こえた」という話を聞いても、「気のせいだ」と思うようにしましょう。
2つ目の考え方は、「オバケがいても自分に害がないから、まぁいいか。」と思うようにすることです。オバケを見た人でも、オバケを見たことで、何か問題が起きたという話は聞かないですよね。
「病院で亡くなる人が多いのだから、病院にはオバケがいて当たり前。それに、自分に悪いことをしてこないから、気にしないようにする。」と考えれば、少しは夜勤中のオバケへの恐怖心も和らぐと思いますよ。
責任の重さへの対処法
夜勤中は責任が重くなるために、夜勤に入るのが怖いと思う場合は、事前にしっかり準備をしておくことで、その恐怖を和らげることが可能です。
例えば、急変しそうな患者さんがいる場合、どんな急変を起こすかを予測し、急変時に使う物品を準備をしておいたり、勤務前に一緒に夜勤に入るメンバーや当直医に急変しそうな患者さんがいることを報告しておくと、急変しても慌てることなく対処できますし、夜勤メンバーもスムーズに協力してくれるでしょう。
また、責任者不在の場合の対応に関しては、あらかじめ病棟内で話し合い、様々なケースにおいてのマニュアルを作成してほしいと師長に相談してみてはいかがでしょうか?
恐らく、責任の重さに恐怖を感じている人はほかにもいると思いますので、一度仲の良い同僚や先輩に相談してから、師長に話してみると良いと思います。
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