夜勤に入りたくない理由
[著者: 平野雅子 (看護師 /保健師). more..]
体調を崩す
夜勤が好きな看護師さんは、少数派ですよね。ほとんどの看護師さんが、「できれば夜勤に入りたくない」と感じていると思います。では、看護師さんが夜勤に入りたくない理由には、どのようなものがあるのでしょうか?
1つ目の理由には、体調を崩してしまうというものです。夜勤に入ると、どうしても不規則な生活になり、体調を崩しやすくなります。夜勤は体力的に負担が大きいので、疲労が蓄積して体調を崩してしまうケースもありますし、不規則な生活で自律神経のバランスが乱れることが原因で体調を崩すこともあります。
肌荒れや月経不順などを経験したことがある人は多いと思いますが、これらは自律神経のバランスが乱れたことが原因なんです。また、睡眠障害やうつ病、自律神経失調症なども自律神経のバランスが乱れることで起こります。
子育て中で時間がない
子育て中のママさん看護師にとって、日勤の仕事は続けられても、夜勤に入るのは大変です。たとえ家族の協力があったり、病院内に託児所があったとしても、夜間に子供と離れなければならないことに不安を覚える人もいるでしょう。
また、夜勤に入ることで、子供と接する時間が少なくなるため、子供と一緒にいる時間を確保するために、できれば夜勤に入らずに看護師を続けたいという人も多いと思います。
他職種の人と時間が合わない
夜勤があると、生活リズムはグチャグチャになります。夜勤の日は、帰宅する人たちの流れに逆らって出勤しなければならず、「何で自分だけ夜に働かなくちゃいけないの?」と暗い気分になりますよね。
また、恋人や友人に「この日の夜に会おう!」と誘われても、その日は夜勤が入っていて、泣く泣く誘いを断ったという経験がある看護師さんも多いと思います。夜勤があると、他職種の人と時間が合わず、プライベートを充実させることが難しいんです。
もちろん、他職種だけでなく看護師同士でも時間を合わせるのは大変です。つまり、夜勤のせいで、他人と時間が合わないんですね。
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