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夜勤はオバケが怖い

病院はオバケの巣窟?

夜勤ではおばけに出会いそうで怖い

近年、日本では人生の最期を病院などの医療機関で迎える人が多くなっていて、昭和26年では病院で亡くなる人の割合は11.7%、自宅で亡くなる人は82.5%だったのに対し、平成21年では病院で亡くなる人は80.8%、自宅で亡くなる人は12.4%になっています。80%以上の人が病院で亡くなっているんですね。

 

診療科にもよりますが、病棟で働く看護師さんで、一度も看取りをしたことがないという人はほとんどいないのではないでしょうか?1回の勤務で、2人以上の患者さんを見送ったことがある看護師さんも少なくないと思います。

 

それだけ病院で亡くなる人が多いということは、ちょっと怖い話ですが、病院に亡くなった人の霊、つまりオバケが出る可能性も高いということになります。

 

オバケや霊なんて非科学的ですが、やっぱりなんとなく気になってしまいますよね。例えば、霊感が強い同僚が「あそこの病室には、子供のオバケが出る」等と言っていたら、その病室にはできるだけ近づきたくないと思うのは当然のことです。

 

日勤中は病棟も明るいですし、看護師などの医療スタッフや面会の人などもたくさんいますので、それほど気にならないのですが、夜勤中、特に消灯後は真っ暗になりますし、夜間の巡回は懐中電灯のみで1人で各病室を周らなければいけないので、やっぱり怖いですよね。

 

実際にあったエピソード

夜の病棟で、実際にあったオバケのエピソードをご紹介します。

夜勤での怖いお化けの話は尽きません

一般病棟で看護師が深夜に病棟の廊下を歩いていた時のことです。ある個室の病室の前を通った時、ヒソヒソと話し声が聞こえてきましたが、夜に眠れない患者さんが誰かと話しているのか、もしくは携帯電話で電話しているのかと思い、消灯時間は過ぎていましたが、個室でほかの患者さんの迷惑にもならないし、携帯電話も禁止ではないので、ちょっと様子を見ようと思い、そのままナースステーションに戻りました。

 

同僚に、「あの個室の患者さんってどんな人だっけ?なんか、眠れないみたいだよ。」と話したら、「え?あそこは今、空いてるよ?誰も入院してないはずだけど。」との答えがあったんです。

 

誰も入院していないのに、話し声が聞こえるということは、ほかの患者さんが勝手に使っているのかもしれないので、その個室をチェックしに行くことにしました。

 

その個室の前まで行くと、やっぱりヒソヒソ声が聞こえるので、ドアを開けて中に入り、部屋の電気をつけたのですが、そこには誰もいなくて、電気をつけた瞬間、ヒソヒソ声も聞こえなくなったんです。

 

ハッキリとオバケを見たわけではありませんが、気味悪くなった看護師は、電気を消して立ち去ろうとしたのですが、電気を消した瞬間、後ろから引っ張られるような感覚があり、怖くなった看護師は、走ってナースステーションまで戻りました。

 

翌日、長年その病棟に勤めているベテラン看護師に、昨晩体験したことを話すと、「あそこの病室は、重症患者さんが多くて、そこで亡くなる人も多いのよ。話し声が聞こえるだけじゃなくて、昔は病室のドアが開かなくなったっていう話も聞いたことがあるなぁ。」とのことでした。

 

夜勤中にこのようなオバケエピソードを体験したことのある看護師さんは、結構多いのではないでしょうか?

 

患者さんにビックリさせられることも

夜勤中に恐怖体験をするのは、オバケが原因だけではありません。時々、患者さんにビックリさせられることもあります。

 

これは、急性期病棟ではなく高齢者の多い療養型の病棟に多いのですが、認知症やせん妄のある患者さんが、深夜に病棟をフラフラと徘徊することがあります。

 

深夜に暗い病棟の廊下から、スリッパでヒタヒタとゆっくり歩く音が聞こえてきたり、フラフラ歩いている影を見たり、空き病室に入り込んで誰もいないはずの病室から物音が聞こえてきたりするんです。

 

別に患者さんが悪いわけではないのですが、深夜にそういう患者さんの姿を見ると、一瞬オバケかと思って、やっぱり怖くなりますよね。

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