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救急外来の特徴、看護師の仕事、適性、給料アップ法

救急外来は緊急の患者さんの初期診療をする専門的な外来です

救急外来の特徴

救急外来は緊急の患者さんの初期診療をする専門的な外来ですが、その役割は2つに分かれます。

 

1つ目は、休日や夜間に緊急性のある患者さんの診察をすることです。そして、もう1つが24時間体制で救急車を受け入れることですね。

 

日本の救急医療は入院の必要がない1次救急、入院・手術の必要がある2次救急、重篤で高度な医療が必要な3次救急に分けられますが、救急外来が担当するのは、1次救急と2次救急です。

 

救急外来では入院の必要がない比較的軽症な人から、緊急性が高く命に関わる重症な患者さんまで来院しますので、患者さんによって重症度が大きく違うという特徴があります

 

また、基本的には休日や夜間の1次救急しか受け入れていないところや、24時間体制で2次救急を積極的に受け入れているところ、3次救急でもおかしくないような重篤な患者さんも受け入れている通称「2.5次救急」と呼ばれるところなど、その病院の方針によってどんな救急外来なのかは異なります。

 

救急外来の看護師の業務内容

救急外来の看護師の業務内容は、大きく4つに分けられます。

 

診療補助

1つ目は医師の診療の補助です。

 

救急外来に来院する患者さんは緊急性が高い場合が多いので、迅速にそして正確に初期診療を行う必要がありますが、その医師の診療をサポートするのが看護師になります。

 

医師から指示された薬剤や医療機器の準備等をすばやく行うと同時に、患者さんの観察をし、異常の早期発見に努めながら看護記録を記載します。

 

患者さんの家族ケア

2つ目の業務内容は患者さんの家族ケアです。

 

救急搬送されてきた患者さんの家族は、突然のことに動揺し混乱していることがほとんどです。

 

そんな状態でなかなか正確な判断ができないですよね。でも、手術など家族の同意や決断が緊急に必要な時が多々あります。

 

そんな時に救急外来の看護師は、情報提供を行い、落ち着いて考えられる環境を整えるなど、家族が冷静で正確な判断ができるように援助するのです

 

トリアージ

救急外来の看護師の業務内容の3つ目はトリアージです。

 

救急外来では、自力で来れる比較的軽症な患者さんから、救急車で搬送されてきて緊急性が高く重篤な患者さんまで対応しますので、患者さんによって重症度・緊急度が違います。

 

一般的な外来のように来院順に診察していたら、救える命が救えなくなってしまいますから、救急外来の看護師は患者さんの重症度・緊急度を判断し、診察順を調整しなければいけません

 

一般病棟への申し送り

救急外来の看護師の業務内容の4つ目は、一般病棟への申し送りです

 

救急外来を受診して入院が必要になる場合、一般病棟へ入院となります。

 

この場合、救急外来の看護師が一般病棟へ連絡し、入院になる旨を伝え、患者さんを搬送して、救急外来で行った処置等を一般病棟の看護師へ申し送りします。

 

一般病棟への申し送りは、忙しい中で行いますので、簡潔にしかも的確に行わなくてはいけません。

 

救急外来の看護師のメリットとデメリット

救急外来のメリット

救急外来で働く看護師のメリットとデメリットを考えてみましょう。まずは、救急外来のメリットからです。

 

看護スキルが身につく

救急外来のメリットの1つ目は、看護スキルが身につくことです。

 

救急外来は緊急性が高い患者さんが多いので、正確さとスピードが求められますし、的確な判断力やコミュニケーション力も求められます。

 

そのため、救急外来で働くと看護師としてスキルアップすることができるのです。

 

やりがいを感じられる

救急外来の2つ目のメリットは、やりがいを感じられることです。救急外来は命の危機に瀕した患者さんが運ばれてきますので、「人の命を救っている」という実感を持てますので、やりがいを感じながら働くことができます。

 

給料が比較的高め

救急外来で働くメリットの3つ目は、給料が比較的高めであることです。救急外来は日勤帯よりも夜勤帯に看護師が多く配置されることが普通ですから、夜勤が多くなるんです。

 

そのため、夜勤手当が多くなりますから、看護師の平均給料よりも給料が高くなることが多いんです。

 

救急外来のデメリット
バタバタと忙しい

次は、救急外来のデメリットをご紹介します。救急外来のデメリット1つ目は、バタバタと忙しい時が多いことです。

 

救急車が来る時間は決まっているわけではなく、場合によっては前の患者さんの処置が終わっていないのに、また救急車が来ることもあります。そして、その間にも独歩で診察を受けに来る患者さんもいるんです。

 

患者さんの来院が重なると、パニックになるほど忙しくなりますので、勤務後はクタクタになってしまうこともあるんです。

 

クレーム処理が多い

救急外来のデメリットの2つ目は、クレーム処理が多いことです。救急外来に来る患者さんは切羽詰っていることが多いですし、来院順に診察してもらえるわけではありませんので、一般外来よりもクレームが多くなるんです。

 

忙しい中で、理不尽なクレームを言われると、ドッと疲れてしまいますよね。

 

夜勤が多い

救急外来の看護師のデメリットの3つ目は、夜勤が多いことです。これは給料が高いというメリットと表裏一体のものですね。

 

夜勤が苦手な人にとっては、夜勤が多いことはデメリットになりますが、夜勤に入ることは苦ではない人は給料が高くなるというメリットになるでしょう。

 

救急外来に向いている人、必要なスキル

救急外来に向いている人は、テキパキと動ける人です

 

救急外来は、処置のスピードが患者さんの命を左右することがありますので、マイペースに働くのではなく、テキパキと仕事を進めていかなくてはいけません。

 

また、好奇心が旺盛だったり、勉強熱心な人も救急外来に向いていますね。

 

救急外来には、内科・外科の診療科に関係なく、ありとあらゆる疾患の人が訪れます。しかも、その疾患は診断名がついていませんので、症状のみで初期診療を始めます。

 

診断をするのはもちろん医師ですが、治療に参加する看護師も幅広い知識が要求されるのです。

 

救急外来ではリーダーシップも必要になります。

 

大きな救急外来の場合は、夜間でも経験豊富なベテラン医師が勤務していることもあるのですが、小さめの救急外来は若手医師が担当することが多く、看護師よりも知識がなかったり、的確な処置ができない、指示が出せないこともあります。

 

そういう時に、救急外来の看護師は医師が的確な指示が出せるように導いたり、必要な情報を伝えたり、ベテラン医師に相談するように勧めなければいけませんから、必要であれば医師をリードできるだけのリーダーシップが求められるのです

 

どんな救急外来がおすすめ?

救急外来で働きたい人は、どんな救急外来を選べば良いのでしょうか?

 

救急外来といっても、病院によってどんな患者さんが来るかは異なりますので、自分に合った救急外来を選ばなくてはいけません。

 

救急外来は大きく分けると、基本的には1次救急のみを扱う救急外来、1次救急と2次救急を扱う救急外来、3次救急の役割も果たしている通称2.5次救急と言われる救急外来の3つがあります。

 

また、循環器科専門病院や脳神経外科専門病院の救急外来は、患者数はそれほど多くないものの、専門とする診療科の場合は3次救急まで扱うようなところもあります。

 

1次救急のみを扱う救急外来と2.5次救急を扱う救急外来では、患者さんの重症度や必要とされる知識やスキルも違いますから、どんな救急外来で働きたいかを決めてから、それに合った救急外来を選びましょう。

 

救急外来の給料と給料アップ方法

救急外来ではスキルアップやキャリアアップをして給料アップを狙いましょう。

救急外来の給料は、一般病棟に勤める看護師よりもやや高めで、5年目の看護師で月給30〜35万円が相場になります。

 

救急外来の看護師の給料が高い理由は、夜勤回数が多いからです。職場によっても異なりますが、2交代制の場合1ヶ月に7回程度は夜勤に入ることも珍しくありません。

 

夜勤回数が多ければ、それだけ夜勤手当がつきますので、給料が高くなりますよね。また、数千円程度ですが危険手当等の特別手当がつくこともあります。

 

救急外来で給料をアップさせるためには、夜勤に入る回数を増やすという方法もありますが、そうすると体調不良になるリスクが大きいので、スキルアップやキャリアアップをして給料アップを狙いましょう

 

救急外来で役立つスキルアップには、AHA(アメリカ心臓協会)が提唱するBLS(一次救命処置)やACLS(二次救命処置)、PALS(乳児・小児の一次救命、二次救命処置)や、日本救急医学会のJPTEC(病院前外傷教育プログラム)、日本救急看護学会トリアージナース育成研修会JNTEC(外傷初期看護セミナー)などがありますので、興味のあるものを受講しましょう。

 

そして、さらにキャリアアップしたいなら、救急看護認定看護師を目指してください。

 

スキルアップ、キャリアアップは直接給料アップに結びつかないこともありますが、それでも身につけた知識や技術を仕事に活かしていけば、昇給のチャンスが巡ってきますので、長い目で見ると給料アップにつながるはずです。

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